皆さんはシューズを買いにお店に行った時、
シューズの何処をチェックするのでしょうか？
お店には本当に沢山のシューズが並んでいて、
初心者の方は迷ってしまいますよね～。
それでは良いシューズを簡単に見分ける方法をこっそり（でもないか）、
教えますね。
注目するのは、ズバリ!
踵（かかと）の補強部分、ヒールカウンターです。
ここの硬さを確認して下さい。
ランニングシューズ（に限りませんが）は踵が大切です。
踵が不安定な状態では、バランスを取るために身体に
「余計な力」が入ってしまいます。
そして日本人は多くの場合、踵の部分が小さいので
踵のホールドが取れず、動いたり抜けたりしてしまいがちです。
そこで、シューズを手に取ったらまずは踵の部分（ヒールカウンター）を
ギュッと触ってみて下さい。
柔らかいものでしたらアウト。
他のシューズと比べてみると更に分かりやすいですよ。
更に、履き口（足を入れる部分）の形状を見ます。
ここが、丸く広がっているものはヒールカウンターが強くありません。
どんな感じかは、いくつかのシューズを見比べると分かります。
商品によってはこの部分を分厚いパッドで覆っているものもありますが、
これにダマされてもいけません。履き口を狭く見せてホールドが良いように
見せているだけです。
最初は良くても履いているうちに潰れ、擦れてボロボロになるので、
意味がありません。
このヒールカウンターと履き口は、履いてみただけでは分かりにくいのです。
展示会などで、私がまずチェックするポイントです。
いくら新機能だ何だと謳っていても、踵のホールドが甘いシューズはダメです。
見えない部分ですが、靴で一番大事な部分なのに手を抜いているメーカーは
少なくありません。
「軽量化」という名のコストダウンが謀られているのです。
変なコマーシャルには乗せられませぬよう、ご用心ご用心。