「着地は足のどこでやってる？」
「オレはフォアフット」
「フラット着地だな」
「踵かなあ」
ランニングをされている方なら聞いたことがあるのではないでしょうか。
未だにランナーの間では話題になるとのことです。
走っている時、着地は足のどこでしたら良いか？
たまに質問されるのですが、答えはひとつ。
「移動スピードに応じて変化します」
例えば、歩いている人は踵から着地します。
一方、１００ｍを全力疾走している人は殆ど爪先で着地していますよね。
もしこれが逆だと、ものすごく不自然です。
膝から下のことは身体に任せるのが良いと思います。
そうすれば、その移動速度に応じた着地位置になっているはず。
そうならないのは他に原因があります。
ランニングは足だけで走るものではありませんよね。
上半身の姿勢が整えられていないのに、どこかに余計な力が入ったままなのに、
着地のやり方だけ考えても無駄なことです。
シューズの履き方やサイズが合っているかどうかでも大きく違いますよ。
ひとつ留意するなら、移動スピードに関わらず「身体の真下でしっかり着地」
するように心がけることです。地面からの反発力が効果的に使えます。
これより前だと膝を痛めますし、ブレーキも掛かってしまい、もったいないですね。