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今一度、シューズを見直そう

ランニングで怪我をしてしまった。その怪我が中々治らない。
シューズの裏側が何故か片減りしてしまう。
マラソンの自己ベストに伸び悩んでいる。

 

これらはシューズフィッティングの見直しで殆どは改善されることなのです。
それなのにこのことを理解していない「ド根性で練習頑張り屋」さんが
まだまだ沢山いらっしゃいます。。。

 

ある時、SNSでランナーの方が「膝痛になった。中々治らない」と
投稿をしていましたが、問題はそれに対する友人の皆さんのアドバイス。

 

「筋トレが足りん!」「裸足ランじゃない?」「〇〇インソールに変えたら?」

 

等々。挙句の果てには「まだまだ走り込みが足りない!」なんて言い出す人も。。。

 

膝痛などの不調は足元の不安定さから来ている場合が殆どです。
骨のアライメント(配列)不良が原因なので、「気合いだ」などの根性論では
治らないどころか、正しいトレーニングを処方しなければ悪化する危険性大です。

 

アライメント矯正という意味では機能付きインソールを使うのも良いことです。
それは間違いないことなのですが、その前にインソールを入れるシューズの

見直しが大事です。
シューズがしっかりしていないと、インソールは意味を持ちません。

 

今一度、「シューズの履き方」と「サイズ」をチェックしましょう。

まずは今使っているシューズを、カカトで履いてシューレースを弛ませないように
締めてみて下さい。かなりオーバーサイズに感じる方が多いと思います。
「ゆったりサイズ」はスポーツに必要ない言葉です。

 

ランナーのシューズに対する認識を高めていかないと、真の意味でのランニング文化は
日本には定着しないと思います。

現に、ランニングを始めた人の7割が3か月以内にやめているというデータが

あるくらいです。

 

トラブルを抱えたランナーのご友人がいたら、まずはこうアドバイスを。
「シューズには問題がないかい?」