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膝が痛くなるのは膝のせい?

ランナー(に限りませんが)の皆さんは怪我無く運動していますか?

 

怪我、故障はアスリートにとってある程度付き合っていかなければ
ならないものですが、
市民ランナーの皆さんも怪我、故障のリスクがある点は同じです。

 

アスリートとの大きな違いは、トレーニングや身体に対する意識が低い点です。
トレーニング内容に無理や偏りがあるのにそのまま続行、
そして普段の生活もなかなかハードな上に睡眠不足、そして偏食。
疲れが取れないまま運動することによる怪我、故障が多いと思われます。

 

もう一つは、「身体のケアはやってもらうもの」と考えている人が多く、
怪我・故障予防の観点から自分でストレッチ等を行う機会を持たないことです。

 

トレーニングに限った話ではありませんが、

知識がなく経験則だけで判断、行動することは時としてとても危険です。

 

ランニング中、不幸にして脚が痛くなった!
その場合はまず病院に行くことです。痛みの原因をはっきりさせましょう。


原因が分かったら、治療院で治療しましょう。

治療院は患部だけでなく身体全体のバランスを診て治療とアドバイスをしてくれます。
リハビリもトレーニング要素のあるものを教えてくれるところもありますよ。

 

そして、経過を見ながらトレーニングを再開しましょう。
その時に重要なのは「再発させないトレーニング計画」を立てること。
病院と治療院で原因と対処法を聞いたはずなので、同じ轍を踏まないよう

信頼できるトレーナーの方などに手伝ってもらいながら、
無理のない効果的な方法を考えましょう。

 

怪我・故障には、身体的なもの、環境、トレーニング内容の3つが
複合的に関わって発生すると考えられています。

 

身体の声を聴き、生活環境を整え、無理のない効果的なトレーニングをする。
難しいと言わずにひとつひとつ、やっていきましょう。

 

膝が痛くなるのは膝のせいではありません。そうですよね。
せっかく身体の為に運動しているのです。健康的に!が大前提です。
ちゃんとリスクヘッジしましょうね。