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シューズの履き方

ワタクシがお客様のシューズをフィッティングいたしますと
「あれ?大きい?」と驚く方が少なくありません。

 

履き方にコツがあるのです。

 

まずシューズに足を入れてカカトを地面に付け、
爪先、カカト、膝、股関節をなるべく一直線上になるよう固定します。

 

次に、カカトをトントンと地面に当てます。結構強めにトントン当てます。
ヒールカウンターと呼ばれる、シューズのカカト部分に自分のカカトを
合わせる作業です。これをやらないと意味がありません。

 

そして、足の親指を上にあげ、シューズの前部分から順番に
両手を使ってミッドソールからシューレースの穴に向かって
メーカーラインを指でなぞるように上げていき、
シューズ側面の弛みを取ります。

 

例えばアディダスでしたら3本線に沿って作業します。

 

そうしてシューズの弛みを取りながら、同時にシューレースを弛まない程度に
締めていきます。強く締め過ぎないように。
(強く締めないとホールド感がない場合、シューズのサイズが大き過ぎます)

 

カカトを地面に付けて親指を上げている状態だと、土踏まずが形成されますので
理想の足型になります。
その形にシューズを弛まないように合わせていくのです。

 

そして、足裏を地面につけ、ほどけない様にシューレースを結びます。
結び終えたら、立ち上がりましょう。

 

メーカーラインが土踏まず部分をきっちりホールドして、きれいな足型になりましたか?

シューズの何処かにシワが寄っていませんか?

 

自分の足にサイズが合っているかどうか、ちゃんと履くだけでもわかりますよ~。