ランナーの方の足音を聞いていると、
    面白いことに皆さんそれぞれです。
で、やっぱりシューズの履き方にも目が行きます。
    「バスッバスッ」と低めの音を出している人は、
    ほぼ100%シューズのサイズが大きい、またはウィズ(幅)が大きいと
    思われます。身体、シューズ共にロスが大きく故障・怪我をしやすいので、
    直ちにシューズサイズと履き方の見直しが必要です。
    
    着地時に「ズッ、ズッ」と擦る様な音がする人は、
    カカトからミッドフット辺りで着地し、ブレーキが掛かっているようです。
    姿勢は前のめりになっているか後傾になっているかのどちらか。
    姿勢が前後の方向に動いていしまっているようです。
    ブレーキを掛けながら走るのは辛いですよ~。
    
    「タンッタンッ」と硬めの音が出ている人は、わりと速い人が多いですね。
    薄目のソールで、フォアフット着地できていると思われます。
    3分台~4分台前半くらいのペースでしょう。
    しかし、中にはスピードが遅いのにこのような音が出ている人もいます。
    フォアフット着地を意識し過ぎです。脚への負担が大きいので
    スピードに見合った着地、まずはカカトから着地を心掛ける方が
    身体への負担が少なくて済むと思われます。
    
    驚くのは、無音でスパッと追い抜かれる時です。
    足音が殆ど聞こえないのです。しかも速い!
    着地時に音がするというのは、シューズが地面に強く擦りつけられるか、
    叩きつけられているかのどちらかで、どちらもロスが生じていると考えられます。
    「無音で速い」というのは、恐らく理想的な走り方をされているのでしょう。
    足に故障を抱えていたり、かばって走っていると足音は大きくなります。
    「意識してフォアフット着地」も変に音がするものです。
人それぞれの走り癖。それが、シューズ底の減り方にも出るんですよ~。
貴方の足音はどうですか?
    ランニングする時に、ちょっと聞いてみて下さい。
    新たな発見があるかもしれません。
