ランナーの皆様は、普段のトレーニングで様々なことに
注意を払っていると思います。
そこで質問ですが、ランニングしているところを思い出して下さい。
走っている最中の左足のこと、思い出せますでしょうか。
「?あれ?どうだっけ?」
当店のお客様に質問しましたところ、皆さん思い出せないとのこと。
右足は何となくイメージできるけど、左足は・・・。
何故でしょう?
左足は、右足と比べて動いていない人が多いのです。
実は、人間の足には左右それぞれ役割があります。
左足は「軸足」。荷重を受けとめ、バランスを取ります。
右足は「利き足」。身体を前に進めるために力を出します。
そうしますと、左足は常に「受け身」な役割のため、
右足に比べてストレスを受けやすく、筋肉が硬くなる傾向があります。
すると、硬くなった筋肉は関節の可動域を狭めてしまい、
そのツケは右足に負担となって掛かります。
やがて、負担の大きくなった右足は故障を起こします。
右足の故障には、実は左足の影響が大きいのです。
「利き足」である右足が故障してしまうとランニング続行は不可能です。
即、走るのを止めて治療、静養が必要です。
そこで無理に頑張ってしまうと、故障は治りません。
そうならないために普段から身体の、足のケアをしましょう。
走る前にウォーミングアップ、走った後はストレッチ。
そして股関節、足首の柔軟性を高めるトレーニングはとても大事ですよ~!