誰かに走り方を教わったことはありますか?
恐らく、誰に教わるでもなく自然に走れるようになっていたと思います。
歩行、という行為はカカトから着地します。
これが速いスピードで走る、ということになるとカカト着地ではブレーキが
掛かってしまいます。
そのため、スピードに応じて着地する箇所がフォアフット(足裏の前)側に
移動していきます。
キロ3分台で走れば、誰だってフォアフット着地になるのです。
問題なのは、キロ5分台や6分台くらいの速度で「フォアフット着地」を
意識することです。
こんなことを続けていては、足への負担が掛かり怪我、故障をしてしまいます。
シューズを見てみましょう。
キロ3分台で走るようなレーシングシューズ等はカカトと爪先の靴底は同じくらいの
厚みで出来ています。
それと比べ、キロ6分台で走ることが可能なトレーニングシューズは、
カカト部分が厚く作られています。
カカトで着地しても、身体に負担が掛からないようになっているのです。
このように、ランニングシューズは走る速度に応じて設計されています。
着地する足裏の場所も、走る速度に合わせましょう。
その方が、怪我や故障をせずに走ることができますよ~。