「ジョギングを始めたいが、やはり軽いシューズがいいか」とご質問を頂きました。
まだまだ、多くの人が「軽い=良いシューズ」という誤った思い込みを
捨てきれないようです。
シューズ売り場でランニングシューズを選んでいる人は大概、シューズを手に持って
重さを確かめたり、振り回したりしています。
手に履かせるのでしょうか。。。？ 足で履いてみないと何も分かりませんよ～。
軽いシューズでキロ3分台のペースで走るのなら何の問題もありません。
しかしジョギング用となれば話は違います。
分かりやすくお話しすると、3000m級の山を縦走するのに出来るだけ軽い靴を
選ぶでしょうか。
デコボコで急峻な山々を長時間かけて歩くためには、そのような所を歩いても
疲れにくいゴツゴツで固めの靴底で、重装備でも足がふらつかない、
ハイカットの登山靴が必要です。
それを足にフィットさせるためにシューレースをしっかり締めて履きます。
靴は重いのですが、結果として怪我や故障もしにくいし疲れません。
移動する場所は違いますが、ジョギングも同じように考えて下さいね～。
100m走とは違い、ジョグなどの練習は長時間走り続けます。
足にとっては大変な負担が掛かります。
同じく練習で履くシューズは一番長い時間使うことになりますし、
練習効果が出せるものを選ぶべきです。
ランナーに必要なシューズは、まず「トレーニングシューズ」です。
ジョグ、アップには必要不可欠です。
そして、そのままレースに使ったとしても全く問題ありません。
レース用の「軽いシューズ」は必要になってから購入すればいいんです。
まずは重めで固めの「トレーニングシューズ」です。順番を逆にしてはダメ。
怪我しちゃいますよ～ホントですよ～。