先日、テレビで取り上げていただいて以来、シューズコンサルのご依頼が増えました。
嬉しい限りなのですが、やはりまだまだちゃんとした履き方をご存知ない方が少なくありません。
履き方を知らないばかりに、ご自分の足のサイズより2サイズ、3サイズ大きいシューズを
平気で履いている方。今月ご来店の皆さんは全員そうでした。
そして共通しているのが、
膝が痛い、足の裏が痛い、ふくらはぎが攣ってしまう、腰が痛い、肩がこる、首の後ろが痛い、
外反母趾気味である、黒爪になる、股関節の可動域が狭い、疲れやすい、といった悩みをお持ちです。
また駅伝などを観て、速い選手と同じシューズを買って、脚、腰、背中、肩を痛めている方も
いらっしゃいました。オーバースペックで、こちらもまたオーバーサイズ。
貴方にとって本当に必要なシューズは、今お持ちのモノなのでしょうか?
シューズ売り場の方は、とにかくシューズを売りたいんです。
売れれば何でも良いのです。回転率勝負なんです。
メーカーの営業さんから売れ売れプレッシャーを掛けられてる人だっています。
大きめサイズなら楽に履けるしお客さんから文句を言われません。
流行りのシューズが売れればスタッフである自分の株も上がりますし。
貴方が買ったシューズのお店は、
貴方の悩みを聞いて、貴方の足のサイズをちゃんと測って、貴方の使う目的に合ったシューズを、
貴方が納得するまで選ばせてくれていますでしょうか。
正しい履き方を教えてくれていますか。
ジャストサイズを見つけるチャンスかもしれないのに、
何故、測ったサイズより大きめのシューズを勧めるのか、理由を教えてくれますか。
その理由に納得できますか。
シューズは決して安くありません。1万円も2万円も払うのです。
貴方が一生懸命働いて稼いだお金をそれだけ使うんです。
ちゃんと試着して、納得して、買って下さい。
試着を嫌がるお店からは即刻出て下さい。ロクな店ではありません。
失敗したシューズ選びで身体を壊してしまうなんて、モチベーションを失うなんて、
せっかく始めたスポーツを諦めてしまうなんて、稼いだお金をドブに捨てるなんて、
本当にもったいない。