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スポーツ用シューズを購入する前に

シューズ売り場に行く前に必ずやっていただきたいのは「自分の足のサイズを測る」ことです。

 

当店へご来店いただいたお客様にご自身の足の実測サイズを質問すると、ほとんどの方がご存知でありません。

しかし足のサイズを知らずにシューズのサイズを決めることはできませんよね。

 

まずはご自身の足のサイズ(つま先から踵まで)を測ってください。

この計測した値が、シューズ選びの大事な基準になります。

 

 

では計測方法ですが、

 

①裸足で椅子に腰掛け、膝を90度に曲げた姿勢で計測します。足が全部乗る大きさの紙を用意します。

 

②紙の上に足を置き、「親指つま先」「人差し指つま先」「カカトの一番後ろ」の部分に点で印をつけます。

 

③カカトの点~人差し指つま先を結ぶ線を引き、親指もしくは人差し指どちらか長い方の先端位置で

先程の線上に印を付けます。そこからカカトまでの長さが貴方の「足長」です。左右とも計測してください。

シューズ購入時は、左右どちらか長い方を基準サイズにします。

 

次に足幅の計測です。柔らかい素材の巻き尺か、紐を用意して下さい。

 

④巻き尺(または紐)を足指の付け根で踏んだ状態にします。

 

⑤拇趾球(親指の付け根)と小趾球(小指の付け根)のラインに巻き尺(または紐)を合わせます。

 

⑥足趾の付け根を一周させ足甲の部分で弛ませないように交差させたところで「足囲」を測定します。

紐の場合は印をつけ、その長さを測ります。

 

 

目安ですが、足長と足囲が同じくらいであればレギュラーサイズ(EE)、足囲の値が少なければスリム(E)

もしくはナロー(Dまたはそれより細い)となるようです。

 

どうです?

測ってみると、自分のサイズが思ったより小さく、細いことに驚いたのではないでしょうか。

 

 

大事なのは「自分の本当のサイズ」を知ることです。重要なポイントは椅子に腰掛けて測ること。

立って計測すると体重が足に掛かって足のアーチが広がってしまい、足長・足幅が実際より大きくなって

しまいます。

これが「幅広の足」の誤解の原因なのです。

 

実はこんな当たり前のことがシューズ売り場のスタッフもできていません。