シューズサイズについては殆どの方が適当に選んでいます。
つま先をギュッとつまんだり押さえたりして余裕を確認する方法は未だにシューズ売り場で行われています。
普段履きならまだしも、スポーツ用シューズのサイズを見る方法としてはとても残念です。
ではどうすればよいか。
まず、前回でご提案した「足の実測サイズ」を思い出してください。測ってみたでしょうか。
このサイズが基本になります。
例えば、足長の実測値が25cmでしたら、シューズの箱に書いてあるサイズ「25cm」があなたのサイズです。
えーっ!?という声が聞こえた気がします。殆どの方が実測サイズと同じものを履いたことがないのでは
ないでしょうか。
箱に書いてある25cmというサイズは「実測長25cmの方が履けば合うように作られている」という意味なのです。
ですから実際は25cmではありません。インソールを取り出して測ってみると26cmほどあります。
つまり余裕ができるように、中は約1cmほど大きく作ってあります。
だからといって今まで大きいシューズサイズを履き続けてきた方には、いきなりこのジャストサイズを履く勇気は
ないかもしれませんね。
そこでご提案ですが、まずは実測値から+0.5cmアップしたサイズにトライしてみて下さい。
実測25㎝なら、まずは25.5cmを、ということです。ウィズ(足幅)もレギュラーサイズで充分。
そのサイズを履き続けることで、ダブダブののシューズを履き続けて崩れてしまった足の骨のアーチが
回復すれば、次の買い替え時にはジャストサイズ、ひょっとしたら-0.5cmにトライできるかもしれません。
かく言うワタクシも、最初は28cm(デカッ!)だったのが、27.5→27cmとなり、現在は26.5cmを履いてます。
足幅はEE(レギュラーサイズ)→E(スリムサイズ)に。ちなみに足長の実測値は270mmです。
ですが26.5cmスリムサイズでも全くキツく感じません。ピッタリフィットです。
と言うか、もう大きめサイズは気持ち悪くて履けません。走れません。いやホントに。
「余計な余裕」を削っていってください。これが、スポーツ用シューズのサイズの選び方なのです。
メーカーによってはサイズ感が違いますので、必ず試し履きをして下さいね。
同サイズでもメーカーの足型によって合わない場合があります。足入れしたらカカトで合わせるのを忘れずに。